お気楽映画日記 HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 心霊現象 > アパートメント






スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

アパートメント

アパートメント


【解説】
『友引忌』のアン・ビョンギ監督が放つホラー。ソウル近郊のマンションに住むセジンは最近、向かいのアパートのすべての照明が午後9時56分になると一斉に消えるのを不気味に感じていた。そんなある日、そのアパートから死体が発見され…。PG-12作品。



※重大なネタバレあり


【あらすじ】
ソウル近郊の高級マンションに住むセジンは、ある時、向かいの“幸福アパート”のすべての照明が午後9時56分に一斉に消えるのを目撃して不気味な気分に襲われる。翌朝、そのアパートで女性の自殺体が発見される。その夜には、地下鉄で自殺を図る女性に手首を掴まれ、道連れにされそうになる。ショックで自宅に引きこもるセジンは、またしても向かいのアパートで午後9時56分に一斉に照明が消えるのを目撃、その直後、住人がベランダから飛び降り自殺するのを目の当たりにしてしまう…。



制作年:2006年
制作国:韓国
上映時間:91分
原題: A.P.T
監督:アン・ビョンギ
主演:コ・ソヨン
   カン・ソンジン
   パク・ハソン
   チャン・ヒジン
   笛木優子





【予告編】




【感想】

私が今回観た映画は『アパートメント』
韓国のホラー映画です。
タイプとしては心霊モノですね。
そんでもってちょい構成をひねってあるサスペンス・ホラーってとこか。
監督はアン・ビョンギ監督
『友引忌』『ボイス』『コックリさん』と韓国ホラー界ではトップクラスの監督さんなのだ。
ちゃんと劇場公開もされてるし期待してもいいかも
ってとこでレビューを始めたいと思います。




●私的ストーリー紹介

偏見に満ち溢れたあらすじになりますがご了承ください。


まず、主人公はキャリアウーマンのセジン。
夜遅くに仕事帰りの地下鉄のホームで電車を待ってると
赤い服の女に「寂しくない?」と聞かれ
直後、腕を引っ張られ一緒に電車へダイブさせられそうになる。

セジン「誰だよオメェは!つか、死にたきゃ1人で死んでろ!」

あわやというところで腕を振り払い赤い服の女が1人で電車に跳ね飛ばされた。
それを目の前で見てしまったセジンはショックでひきこもりになる。
そして何気なく窓から向かいのアパートを見ると夜の9時56分にいっせいに消灯することに気づく。

セジン「え?中学生の修学旅行の消灯時間より早いじゃんwもしかして何かのイベント?」

興味本位で双眼鏡で見始めた

次の瞬間!

アパートの住人の1人の飛び降り自殺を目撃したセジン!

セジン「え?ちょwこれ…ちょ…マズくない!?」

ひきこもりになって暇を持て余していたセジンは「これは何か裏があるかも」と誇大妄想を始める。

翌日から調査を開始した。
覗きが日課となった。
その間アパートの住人のユヨンと知り合う。
ユヨンは生まれつき車椅子生活で自由に外に出ることも出来ずに、
しかも最近世話をしてくれていた両親を同時に事故で亡くし孤独な毎日を送っていた。
好きでもないのにひきこもりになったユヨンを見てセジンは心打たれた。
いつしかセジンの覗きのメインターゲットはユヨンになっていた。
あるときユヨンの部屋を覗いていたら、アパートのおばさんにユヨンが虐待されている光景が目に飛び込んできた。
セジンはいてもたってもいられず向かいのアパートに乗り込む。
だが虐待ババァはそそくさと逃げ出す。
この時点ではセジンは重大な過ちに気づいていない。
翌日虐待ババァは死んでいた。


そしてセジンの仮説は正しかった。
夜の9時56分になるとアパートの誰かが死んでいるのだ。
自分と一切関係のない向かいのアパートにも関わらず正義感からかお節介なのか
「夜の9時56分に電気を消さないで。死ぬわよ。」
とアパートの住人に訴えだす。


→通報\(^0^)/

セジン「私…なにもやってません…」


警察「セジンさん、あなたねぇ覗きは立派な犯罪ですよ?」

覗きバレてたしwww

とりあえず厳重注意で解放されたセジン。

アパートメント 画像

しかし夜9時56分の同時消灯→住人死亡の怪現象コンボは止まらない。
動けないユヨンをレイプした大学生や
ユヨンを新薬のモルモット代わりに利用した医者などが死んで
刑事の1人がセジンの話を信じ始める。
さらにアパートに引っ越してきたばかりの女子高生も毎晩9時56分に記憶が無い異常に気づきセジン達に協力した。
頼もしい仲間も増えたとこで事件の謎を解く重大な情報が警察側で判明した。

呼び出される刑事さん
「9時56分までには戻るから心配するな」

→戻ってこない(´・ω・`)

死の不安と緊迫感に包まれる。

その頃、刑事さんのつかんだ情報とはアパートで死んだ住人が全員同じ部屋の合い鍵を所有していた…ということだ。
すぐさま合い鍵の部屋特定に乗り出す刑事さん。
アパートの部屋ひとつひとつ差して確認し、
ある部屋の鍵が開いた。
ちょうどそのとき9時56分

死亡フラグたちすぎダヨ(´・ω・`)刑事さん時間守ろうよ!


鍵の開いた部屋の中に入る刑事さん
案の定、包丁持った貞子みてぇな奴が突然襲いかかるΣ(゚д゚lll)!?

だが予想だにしない展開が!!


巧みな護身術で貞子みてぇな奴を押さえつける刑事さん。
え?霊なのに実体ある??
どういうことだってばよ!

その部屋にいたのは



なんと・・・



アパートメント 画像

黒髪ロングストレートの…






アパートメント 画像

男かよっΣ( ̄□ ̄;)!!!!



こいつはひきこもりが神の境地まで達して髪の毛が腰上まで伸びきってしまったそうな。
さらにアパートの住人たちも彼の住んでいること自体気づいてなかったそうな。
ひきこもり過ぎて存在感を完全に消すとか
これはもう、団地仙人と呼ぶしかないな(´・ω・`)

さて、では何故死んだ住人たちが団地仙人の部屋の合い鍵を持っていたのか?

このあと衝撃の真実が明らかとなるッ!!






●真実と不明瞭な謎

ネタバレ反転
問題は団地仙人が居た部屋はユヨンの部屋。
つまりユヨンははじめから居ないことになる。

実はセジンが友達と思い込んでいたユヨンは一年前に自殺していたからだ!!
なら、今までセジンと話ていた子は?見ていた光景は?

まさか…  まさか…

すべて主人公の幻想…だと…でも言うのか…

2回目観たらよくわかる。
『シックスセンス』と同じだよ
最初からセジン意外はユヨンと話してないし部屋にも近付いていない。
各人の部屋位置がわかりにくい見せ方してるのもこのためだったのか。
そして過去の映像と現在の映像の境界線を違和感なく見せてる。
こりゃ騙されるよ。
というかユヨンの実体化能力と過去幻視能力が演出観点で考えても明らかに強すぎる。
霊現象で納得できるレベルじゃないよ(´・ω・`)

あと一番重要な部分が残ってる。
なぜ9時56分に住人が死んでいったのか?
その真相はユヨンが自殺する前の過去に戻る。
そもそもの始まりはユヨンの両親が事故で死んでからだ。
突如独り身になったユヨンを心配してアパートの住人達がみんな合い鍵を持ち、
順番に面倒を看ていこうという話になった。
そしてこの優しさから“住みよいアパート大賞”を受賞するほどだ。
ここまでは涙が出るくらい普通に良い話だ。

しかしいつしか住人達はユヨンを虐待したりするようになる。
イライラの捌け口や憂さ晴らしの対象にな。
何故そうなったかはよくわからないが
ユヨンが抵抗出来ないからという心理か?
個人的にはすごく納得できない。
その結果ユヨンは自殺した。
それからちょうど一年後にユヨンを虐めた住人達が毎晩死んでいく。
夜の9時56分とはユヨンが絶命した時刻。
この時刻になると邪魔が入らないようにするためか、
怨念ユヨンはフルパワーでアパート住人全員を精神操作して部屋の電気を消させて復讐する標的以外の行動を制限した…と推測される。
だが詰めが甘い怨念だ
それだとアパート外の人に不審がられる可能性があるだろうに。
そしてそれに気づいたのが主人公セジンだ。
そしてこのストーリーが成り立つ。

この真相でおおまか納得した。
だけどね、地味に重大な謎が消化されないんだ。
①冒頭の電車に飛び込んで自殺した赤い服の女の接点は?
②何故セジンはユヨンと友達になるほどの関係になったのか?そして過去を幻視させてまで…
③ラストにてセジンがユヨンに恨まれた理由と最後の選択の真意は?

この3点だけはほんとに意味不明。

え? 団地仙人は?
そこはスルーしとこう(笑)
あいつは単に無関係で可哀想な被害者なんだから(笑)



アパートメント 画像


●恐怖演出

日本のホラーが大好きなアン・ビョンギ監督らしくジャパニーズ・ホラーの影響をモロに受けたような幽霊描写が気にかかる。
死ぬ人の苦痛の表情が固まっちゃったような顔とかは『リング』だし
女性型幽霊の関節が不自然にカクカクした動きとかカカカ音やギギギ音なんかは『呪怨』だし
ぶっちゃけ目新しさはないに等しい。
しかしながら安定感は凄まじいよな~
この手の幽霊は今じゃパターン化されてて行動とか読めるんだけど、やっぱり怖いんだよね。
なんか生理的に来るんだよあの奇怪な動き方が…
あれ考えた人天才。

…と、まぁ日本の真似だけ評価してもなんだし
他に挙げるなら韓国ホラー独特の映像美
これに尽きる。
日本のホラーはなんか背景とか荒んでて昭和ニズムな雰囲気あったり独特のじめじめ感がやっぱり一番強いと思うけど
韓国はなんか映像が鮮明で現代ニズムな雰囲気でさ、時々配色を芸術にまでしてるような感じなんだよね。
比較する上でこういうポイント大事だよね。
やっていることは日本と変わんないけど見え方が違う。

それからあとは、キャラクターの殺され方。
ちょいパワー不足に思えた。
怨念のおねーさんに力いれすぎて殺される人たちが疎かになってる気が…
だいたいが無残な死体で発見パターン。
なんでそんな死に方してるの!?ってのがたまにある。
風呂場で骨ポキポキされた人とかね(笑)
どうやったらあぁなるのか気になるところです。
逆に直接手を下したエレベーターシャフトの場面はおもしろかったね。
頭からズドンって
しかもそれをちょうど主人公に目撃させる計算されたタイミングw
よくできた演出だよ。

それともうひとつ
主人公が9時56分にセットした目覚まし時計のアラームが地味に怖いと感じたのは私だけじゃないはず!
あれは『着信アリ』演出かな?

アパートメント 画像


●総評

真相は読めなかったけどストーリー展開は割とベタで普通の展開。
謎が徐々に解き明かされるゾクゾク感はなかなか楽しめた。
しかし全て真実が明らかになったときのこのやるせなさはなんだろう?
最後の最後で納得できないんだ。
なんというか無理矢理すぎて説得力がない。
全体的に悪くはないんだが、
ストーリーの不満でマイナスが大きすぎるって印象かな。
登場人物では男のくせに女みたいなロングヘアーになったひきこもりのミスリードキャラっぷりが関心って言ったら変だけど関心した。
あとは美しい女優には恵まれた作品でしたね。
韓国ホラーはそういうとこも強いよね。
美人揃いヾ(*´∀`*)ノキャッキャ






  / ̄ ̄\  <しかし団地仙人はずっと部屋にひきこもって何を食べて生きてたんでしょうかね
 /   _ノ  \  
 |    ( ●)(●)                ____
. |   ⌒(__人__)            /      \
  |     ` ⌒´ノ           /─    ─  \ <霞ならぬ埃でも食って瞑想してたんじゃね
.  |        }  \      / (●) (●)    \
.  ヽ         }     \     |   (__人__)       |
   ヽ      ノ       \   \   ` ⌒´     _/
   /    く. \      \  ノ           \
   |     \  \    (⌒二                |
    |    |ヽ、二⌒)、      \          |  |







 ←応援のポチッとよろしくお願いします

スポンサーサイト
[ 2011/04/03 00:00 ] 心霊現象 | TB(1) | CM(2)

お久しぶりです。

光さん、こんばんは~^^

随分更新されてなかったので、どうしたのかと心配してましたが、見事に復活でやれやれです。

にしても、これだけの文章、時間掛ったでしょう?

自分、この映画、随分前に観たので内容さっぱり忘れてましたが、この記事を読んだら完璧に思い出した位ですから、恐れ入ります。

男かよ!!

の部分は思い出して笑っちゃいました。

そうそう、覗きとひきこもりの映画でしたね。
ひきこもりは万国共通なんでしょうか。
欧米とかいそうだけれど、アフリカとかは居無さそうだ。

最近、この監督さんの新作情報聞かないですね~。
ホラーに飽きたんだろうか??
[ 2011/04/08 00:54 ] [ 編集 ]

コメ返~ヒロ之さん

>にしても、これだけの文章、時間掛ったでしょう?
おう。
時間掛かってるさ。
でもいつものことさ。


>そうそう、覗きとひきこもりの映画でしたね。
ひきこもりは万国共通なんでしょうか。
心霊ホラーの皮をかぶった覗きとひきこもりの映画な。
ひきこもりから日本の話題が出たのが驚きでした。
日本=ひきこもりの国なのか・・・オワタw
アフリカとかは確かに居なさそうww
一番の要因はやっぱネットだろうからね。


>最近、この監督さんの新作情報聞かないですね~。
ホラーに飽きたんだろうか??
どうなんでしょうかねぇ??
別に待ちわびてるわけじゃないけど、
韓国ホラーではけっこう有名どころですから・・・
まさかのネタ切れとか・・・
そもそも日本のホラーも最近目立ったヒットしてるのありませんからね。

[ 2011/04/08 23:19 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL


アパートメント

APARTMENT/06年/韓国/91分/劇場公開 監督:アン・ビョンギ 出演:コ・ソヨン、カン・ソンジン、パク・ハソン、チャン・ヒジン <ストーリー> 向かいのアパートの照明が一斉に消えたのち、住人の飛び降り自殺を目撃した引きこもりの女性セジン。翌日も同じ現象を...
[2011/04/08 00:46] URL 銀幕大帝α









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。