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アイス・スパイダー

アイス・スパイダー

【解説】
遺伝子組み換えの末に生まれた巨大蜘蛛たちが、エネルギー欲しさに人々に襲い掛かるモンスターパニック。オリンピックの強化合宿のため、人里離れた雪山にやって来たスキー選手たちが、生き残りを賭けた闘いを挑む。ヴァネッサ・ウィリアムズ主演。



【あらすじ】
人里離れた雪山にある政府の遺伝子研究所。そこに勤務するサマー博士は、遺伝子工学の専門家マーク教授の実験室で巨大な蜘蛛の巣に絡めとられたいくつもの死体を発見する。それは、彼が人知れず開発した新種の巨大蜘蛛たちが脱走したことを証明していた。一方、研究所の近隣にあるスキー場では、元オリンピック選手のダッシュが何者かに食いちぎられた凄惨な死体を見つける。驚異的な運動能力を持ち、獰猛な性質に生まれついた蜘蛛たちは研究所を飛び出し、生きとし生けるもの全てに襲い掛かっていたのだ。この非常事態に気付いた人々は、ダッシュの指示の下、ロッジに隠れ救援を求める。しかし、この事件を隠蔽しようとするマーク教授と軍により、全てのライフラインは切断されていたのだった。雪山という陸の孤島で、蜘蛛と人間との生き残りをかけた壮絶な闘いが今、始まる!



制作年:2007年
制作国:アメリカ
上映時間:86分
原題: ICE SPIDERS
監督:ティボー・タカクス
主演:トーマス・キャラブロ
   パトリック・マルドゥーン
   ヴァネッサ・ウィリアムズ
   デヴィッド・ミルバーン
   チャールズ・ハルフォード




【予告編】




【感想】

私が今回観た映画は『アイス・スパイダー』
タイトルやジャケット見ればだいたいどんな映画かわかるとは思いますが
でっけぇ蜘蛛に人間が襲われるってモンスターパニックです。
監督は、超マイナーなハズなのになんだか自分のブログでよく目にするティボー・タカクス氏。
『メガスネーク』では巨大ヘビを
『クラーケンフィールド HAKAISIN』では巨大イカを
そして今回は巨大クモ。
好きだねぇ巨大生物w
ある種のベテラン臭さえ感じさせる。
といったところでレビューを始めたいと思います。




●蜘蛛のスペック

この映画のメインは言うまでもなく蜘蛛。
それもどこででも見かけるようなちっさいやつじゃなく、モンスター扱いのやつだ。
だとすればまず一番に注目するべきポイントは蜘蛛のスペックですよね?
早速まとめてみましたよ、はい。

この映画の設定では巨大蜘蛛は全部で6匹登場する。
多すぎず少なすぎず中途半端な数。
でも、6匹と言われても同じ蜘蛛だったら場面場面でどの蜘蛛なのか把握できないんじゃないの?
なんて心配は無用。
ちゃんとそれぞれが違う外見の蜘蛛で6匹を個別に認識できる工夫がなされている。
特に蜘蛛は種類によっては体の色や模様が全然違ってて
《赤と黒のコーティング、ダークブラック、茶色に毛が生えたような奴、黄緑一色、石垣模様、黄色と茶色の虎柄》
観ているほうも、どの色の蜘蛛が生き残ってるとか
どの色の蜘蛛が強いとか区別できてポイント高い。

で、大きさはと言うと子供の乗る車(ゴーカート)くらいでイメージしてたほど大きくなく、どちらかと言えば小さい。
過去の蜘蛛作品を思い返してみても→『スパイダーズ』『スパイダー・パニック』『キング・スパイダー』等
やはり小さい。
まぁしかし、実際の蜘蛛よりははるかに大きいけどね。
だがこれだけは言える
ジャケット画像の山くらいある大きさの蜘蛛は過大視し過ぎですw

ちなみに海外ジャケを見ても過大視した大きさでした。
世界共通の詐欺ですね。→  Ice Spiders



基本的な行動面では違いはあまり見られなかった。
一応実在する蜘蛛を使ってるみたいで捕食方法とかそれぞれ特徴があるみたいだけどあいにく本編ではそれがあまり活かされてなかったようだ。
一部、スパイダーマンみたく粘着性の糸を射出して遠くの標的を引き寄せるやつは個性的でよかった。
それからジャンピング・スパイダーとか呼ばれる飛びかかってくる蜘蛛も“巣に頼らない蜘蛛”って意味で設定にマッチしてる。
もっとこういう蜘蛛の個性を活かした描き方をしていれば観ていて面白かったとも思えてくるんだけど惜しいね。
そもそも糸前提で遺伝子操作されてるんだからその特殊な糸をふんだんに使ってほしかったね。
どの蜘蛛も糸を攻撃に使わなすぎ。
人を襲う時は噛みつき攻撃。
でも毒はもってなさそう。
ただ、いくら蜘蛛とはいえ巨大化した牙での一噛みはそれだけで致命傷になるっぽい。
そのあと内臓をグチョグチョにして腸をすすったりしてた。
だから意外とグロい場面もある。
人間を生きたまま繭にして保存食にしたりする蜘蛛もいた。

アイス・スパイダー 画像


●巨大蜘蛛誕生について

次に気になるポイントといえば何故こんな巨大化した蜘蛛が出てきたのか?ってことだろう。
単刀直入に言っちゃえば、
毎度お馴染みの軍の秘密機関が遺伝子操作で作り出しちゃったんだよwうぇっうぇww
ってことなんだよ。
んで、そいつらが逃げたわけだ。
相変わらず管理がなってねぇなぁ。

そうすると次に、じゃあなんで軍が蜘蛛を遺伝子操作してるの?
って思うよね。
そこはちゃんとした理由があったのだ。
蜘蛛の糸は弾力があり強靭かつ物質上最強レベルの素材ってことで遺伝子操作した蜘蛛の糸から防弾ベスト等の防具を作れば多くの人の命が救える。だから蜘蛛の糸を研究して量産しよう!
これ聞いたらそこそこ納得だわ。
でもね…いくら良い素材だからってあの小さい蜘蛛からそんないっぱい採取出来るわけないじゃん。
↓そこで研究者はこういう発想に至ったのだろう

研究者A「じゃあ、蜘蛛を巨大化させればいっぱい採れんじゃね?」

研究者B「おまえてんさいじゃね」

‐しばらくして‐

研究者A「のんびり飼育してる暇ねぇし、早く研究成果しりたいからもっと成長させろし」

研究者B「なら餌でドーピングすっか?ステロイドあたり与えてみようぜ?」

‐数日後‐

研究者A「あれ?数ヶ月分あった餌がもう無くなったんだけど…どゆこと」

研究者B「あの蜘蛛、人間を食ってますが…?肉食の蜘蛛なんて聞いたことがないんですが…?」

研究者A「おい!早く捕まえろし!ヤバいだろし!」


いくらドーピングの影響だからって2時間毎に食事とらなくちゃ餓死するとかペース早過ぎだろw
そんなんすぐ食糧つくに決まってるじゃん。
というかステロイドはやめとけってあれほど…
蛭だって巨大化するんだぞ→『ザ・ヒル』


あと、蜘蛛に詳しい人なら疑問に思うだろうが。
蜘蛛の習性で寒さに弱いってのがあるんだけど、
本作の舞台は雪山
設定上でもそれをわかって雪山に研究施設を建ててる。
理由は雪山なら仮に蜘蛛が逃げ出しても寒さで動けなくなるかららしい。

Q.ならなぜ動いてるの?


A.どうやら遺伝子弄ってるうちに寒さに耐性持ったやつに進化したらしい。


対策意味なっΣ( ̄□ ̄;)!!!!


アイス・スパイダー 画像

●ストーリー評価

大まかなストーリーは【あらすじ】のとおりなので今回は詳しく書きませんが
とりあえず簡単に言っちゃえば、
研究所から逃げ出した巨大蜘蛛が近くのスキー場を襲っちゃった
っていうよくあるプロットです。
よくあるプロットならよくあるプロットなりの面白さってのがあってもいいハズなんですが、
本作は他とは違うところを見せようとしたのか失敗してる。


まず、登場人物が多い。
《元オリンピック選手の主人公、蜘蛛博士のヒロイン、悪役の教授、軍人×6人、山岳警備員、ハンター×2人、スキー合宿の学生×5人、スキーのコーチ、ロッジの支配人とスタッフ×2、スキー客+α》
役名があるキャラクター約20数人(冒頭ですぐ死ぬやつとかもいるけど)
まぁ、登場人物が多いことは悪くはない。
しかし問題なのは…
その登場人物のほとんどが死なないということ
だいたい襲われるのはスキー場の名前もない奴ら
いわゆる背景キャラ。
研究所では襲われるシーンは省略され事後の死体のみ。
噛ませ犬筆頭の軍人メンバーでさえ死ぬのは1人だけ。
最終的な生き残りが多すぎる。
蜘蛛がたいした脅威になってないんだよ。
6匹もいて弱い。


それから、この手の作品でよく描かれる閉鎖空間でのサバイバルがない。
スキー場で蜘蛛が現れてロッジに立て籠もるって展開があるんだけどね、
蜘蛛が1匹しか侵入してこないもん!
不意打ちで2人くらい襲うんだけどすぐ返り討ちにあって殺される蜘蛛。
蜘蛛が弱い。
研究所に至っては軍人1人仕留めるけど、
その後の銃撃で蜘蛛の方が逃げ出す。
外まで。
確かに蜘蛛は大きい音が嫌いっていうけど…。


つまるところ登場人物が多いのに登場人物の行動がバラバラすぎてぜんぜん活かされてない。
ロッジに立てこもるメンバー以外に他にバスでスキー場から逃げようとする学生メンバーと蜘蛛捕獲に乗り出す軍人メンバーと分断されてる。
とにかく状況が散漫。
もちろん蜘蛛の戦力も分散されるしグダグダ。
ロッジではみんな1ヶ所に集まって救助を待つ。
お約束の単独行動して死ぬバカが居ない。
バスでは調子のったDQNが無免許で運転して事故らす。
蜘蛛に襲われたわけじゃなく交通事故で仲間重傷。
軍人は研究所出てから一切蜘蛛と遭遇しない。
銃の持ち腐れ。
ラストは活躍の機会もなく残された蜘蛛3匹を1ヶ所に集めて爆破一掃。
わざわざ蜘蛛6匹出した設定の意味がない。



あとさぁ、どうでもいいけど雪山なのに軍人さん達が半袖で普通に外でバスケしてんだよ?
そもそもスキー場でところどころ岩肌が見えるし。
スキー競技のオリンピック選手候補学生が合宿に来るって設定もあるんだけど、
あきらかにウィンタースポーツシーズン終わってそうな気候。

どーみても春先ですね ありがとうございました!

アイス・スパイダー 画像


●総評

だから何度も言ってるが蜘蛛が弱いんだってww

映画としては正直 良くもなく、悪くもなく、
普通…言い変えれば無関心。
よく言われる“ある意味一番ダメな評価”かも。
具体的に言えばインパクトに欠ける。
『アイス・スパイダー』なんてタイトル付いてるけど蜘蛛自体は至って普通。
ゲーム等で架空のモンスターとして現れるような氷結属性な蜘蛛を期待しがちだが
ぶっちゃけアイス関係ないやん。
大きさも中途半端。
これ以上にでっかい蜘蛛が出てくる映画はもっとある。
むしろこれは蜘蛛映画の中では小さい部類だ。
他の蜘蛛映画に対抗するべき取り柄がない。
強いて言えば、巨大蜘蛛誕生の経緯がそこそこ説得力あるってくらいか。

個人的には悪役の教授の目がヤバいくらいに冷たかったのが印象に残ってる。
まぁどうでもいいか
アイス・スパイダー 画像



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[ 2011/04/24 00:00 ] 未公開映画 | TB(0) | CM(0)

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