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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!


【解説】
イギリスの人気TVキャラクター“ミスター・ビーン”のトンデモ珍道中を描く劇場版第2弾となる爆笑コメディ。奇妙奇天烈な挙動の変なおじさんが、今度はカンヌで人々を混乱に巻き込み大騒動を繰り広げていく。主演は「ジョニー・イングリッシュ」「ラブ・アクチュアリー」のローワン・アトキンソン。




【あらすじ】
ビーンはある日、教会のくじ引きで、南フランスでの一週間の休暇&ビデオカメラという一等賞を当てた。その期間はちょうど滞在先のカンヌで映画祭が開催されているとあって早速ビデオカメラを手にロンドンからフランスへ向かうビーン。そして列車での道中、同じくカンヌに向かっていたエミールというロシアの映画監督と出会う。しかし、ビーンのせいでエミールとその息子ステパンを離ればなれにさせてしまう事態に。さらに、路頭に迷ったビーンは、一緒にいたステパンともはぐれてしまい…。



制作年:2007年
制作国:イギリス
上映時間:89分
原題: MR. BEAN'S HOLIDAY
監督:スティーヴ・ベンデラック
主演:ローワン・アトキンソン
   エマ・ドゥ・コーヌ
   ウィレム・デフォー
   カレル・ローデン
   マックス・ボルドリー




【予告編】




【感想】

私が今回観た映画は『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』
えぇ、私だってこういう作品観るんですよ。
むしろ、けっこう好きだったりします(笑)
私はTVシリーズから好きでした。
でもMr.ビーンって地味に観る機会がなかったんですよね。
だから知名度はあってもしっかり観てる人って少ないんじゃないかな?って思う。
私は高校の頃にひょんなことからMr.ビーンのベスト版のDVDを入手して友達と何度も観て笑ってたのは良い思い出。
さてMr.ビーンと言えば観たことはないにしても名前や顔ぐらいは知ってるってくらい有名だと思います。
そんなMr.ビーンの劇場版第2作目の本作
実は12年ぶりの続編なのです。




●Mr.ビーンの設定

おそらく劇場版1作目のレビューはしないだろうからこっちに全部書いておく。
まず、Mr.ビーンをTV版でも映画版でも何でもいいから観たことがある人ならわかるだろうが
ビーンは明らかに異常だ。
みてわかるくらい異常だ。
悪い意味じゃなく、かといって良い意味でもないけどとにかく異常だ。
一般的なバカがマトモに見えるくらいのレベル差の“普通じゃない何か”

ぶっちゃけガチモンの知的障害者だよね?

言っちゃった。
この言葉、言っちゃダメな気がするけど。
他所のMr.ビーンの感想でもあまり目にすることのない言葉だからひょっとしたら暗黙のルールみたいなものかもしれない。
でも、コレが真理。
障害者を笑い者にするのはどうなんだ?って後ろめたさが出てくるからあえて使えない言葉になっちゃってる風潮。
日本人らしい考え方。
だからMr.ビーンは日本ではウケが悪い。
ネタがブラック過ぎて。
要は知的障害者が自分勝手にやりたい放題やって周りに迷惑かける…それを英国人は大爆笑。
「不謹慎だ」
だから日本では色々カットされたりで細々と昔TV放送された経緯がある。
実はビデオ版もカットされててノーカット版は国際線の飛行機の中でしか見れなかったという伝説を聞いたことがある。
(あくまで噂。本当の理由は知らない)



そんな日本的にNGスレスレ設定のMr.ビーンのキャラクターがどれだけ個性的かと簡単にまとめてみました。

特徴① ビーンは言葉が発せれないわけじゃないけど喋らない。
典型的重度のコミュニケーション障害ですね。
時々小声でなんか言ってる場面もあるけど。
特に今回は舞台がフランスなため喋らない以前に英語も通じない。
だから基本的に作中では「ウィ」「ノン」「グラシアス」だけで会話する。
しかも「グラシアス」の使い方がおかしいときた(笑)
日本人的に言えば「はい」と「いいえ」しか使わない状態。
もうほとんど会話は成立してない。
でも言いたいことはわかる
それがビーンのスゴいとこ。

特徴② ビーンの精神年齢は8歳程度。
子供と対等なんですよホント。
バカ殿様も真っ青なくらいのバカ
でも悪知恵は働く珍しいタイプ。
悪知恵というかまずい状況を切り抜ける発想が常人には思いつかないような発想をする。
つまりアドリブに強い。
たぶんIQ高い系。
発達障害ではよくあるタイプ。
特にビーンはその発想が大胆で非常識だから観てておもしろいのだ。

特徴③ ある目的の為に一直線な性格。
やると決めたら周りの状況関係無しに文字通り一直線に突き進む人。
作中でもカンヌのビーチに行くと決めたら地図で方角を確認して障害物関係なくまっすぐ進むシーンがある。
ビーンの性格をよく体現できてる。
要するに自分のルールは曲げられないKYのアスペルガーってことだろ。
あそこまで徹底的に突っ切られるとギャグにもなるわな(笑)
集中したら周りが見えなくなるというのもあるけどアスペってのは“好きなことにも一途”っていうのもある。
言い方かえれば“こだわりが強い”“自分を変えれない”
ビーンだと、いつも同じスーツ(アレが私服??)、愛車、相棒のテディ等
ビーンと言ったらコレ!ってのが明確なとこがいい。

特徴④ 無駄にオーバーアクションでおとなしくできない。
時々何故か動きが機敏になる。落ち着きが無い。
性格もそうだがこの動きのおもしろさときたらもうね…
障害者はけっこう不思議な動き多いのは有名だけど、これはコメディだからさらにオーバーな動きしてるんだよ。
元々パントマイム芸の一環みたいなものだし。
何がすごいってね…これを演技でやってるローワン・アトキンソンさんがほんとすごい。
真似しようと思ってもなかなか出来ないよ。



●ストーリー評価

率直に言うと
素晴らしかった。
“おもしろかった”とかそういうの以上に素晴らしいものがあった。


まず前作の劇場版1作目についてだが
これがかなり評判が悪かった。
個人的にも好きじゃない。
もちろん笑えるとこは部分部分にあるんですが、
全体的にビーンらしさがない。
長編を意識したためかストーリーにネタを挿みにくくなってた。
さらに舞台がアメリカでビーンのアウェー感
一番の問題はビーンにマトモな長台詞を喋らせたことにある。
それを踏まえてか今回は原点に戻って
ビーンに喋らせずにストーリーよりTVシリーズ独特のネタを優先した展開になっていた。
単純に“これ”が良かった。
しかも単なるTVシリーズのネタの焼き回しによる繋ぎ映画と思わせて、
実はネタがストーリーの伏線になっていたという神脚本。

伏線というのは、
ビーンが冒頭にくじ引きで“南フランスの旅”とセットで当てた“ビデオカメラ”
旅行中常に撮影し続けるビーン。
このビデオカメラに何か意味があるのか?
手ブレしまくりでカメラアングルも見当はずれなこの映像。
流行りのPOVに乗ったのか?
最後のカンヌ映画祭まで謎だった。
だが意味はあった。
むしろビーンが旅の間ずっと撮影していた映像がこの映画のすべてでありラストに集約されている。
カメラとかノーマークだっただけに意味が分かったときの心地よさは計り知れない。
終わりよければすべて良し
ラストでビーンはすべての失態をチャラにした。
ほんとに計算され尽くしてないと出来ない大掛かりなネタだよ。
TVシリーズでは出来ない、映画だからこそ可能なネタ。
いかに脚本が考え抜かれていたかと…
本当に素晴らしい。




●ウケたネタ10連発!

①-教会でのくじ引きでのビーンの顔芸
616だと思って捨てたら919で当たっていたことに気づいた時の「のぉぉぉぉぉ!?」って感じの顔w
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


②-自販機にネクタイが巻き込まれるネタ
もはやネクタイネタはアトキンソンさんの十八番
手際良すぎですw
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


③-高級レストランでのビーンの顔芸
言葉もわからないのに高級レストランに入ってオススメ頼んだら嫌いな牡蠣と海老を出されちゃうってね
それを気味悪そうに食べるビーンの顔がまた最高w
牡蠣食べてなんであんなにガタガタ痙攣しだすのww
横の女性客の顔が引きつってたww
支配人には食べるフリしてナプキンの中に牡蠣を落として「美味しかったよ」のサイン
見栄をはるのだけは超一流(笑)
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


④-電車に乗るところを撮影する一連の流れ
電車に乗るとこをビデオで撮影しようとして通りすがりの人に頼む場面
このときコーヒーを足元に置いてこぼすだろと思わせて1回目はスルーするんだけど2回目の忘れた頃にやっちゃうっていう時間差攻撃
そして電車乗るときの撮影中どや顔ビーン
トドメにビーンだけ電車乗って親切に撮影に協力してくれた通りすがりの人が電車乗り遅れる悲劇
恩を仇で返しすぎww
ここはマジ爆笑したww
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


⑤-電車に乗り換える度に荷物・財布と所持品を失っていくビーン
子供に復讐されて荷物置き去り
次の電車で財布置き去り
何がすごいってね…観賞者も忘れててビーンと一緒に気づかされるっていう時間差攻撃
このネタの仕掛け方が巧すぎる。
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


⑥-露店でスピーカーをパクッて即興ライブ
ビーンの顔芸とパントマイム芸の真骨頂
特にオペラが凄い
ほんとは天才じゃねぇのかww
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


⑦-盗んだチャリで走りだすビーン
そして自転車で車に追いつくほどめちゃくちゃ速いビーン
諦めが悪いにも程がある
というか本来の目的忘れすぎだろ・・・
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


⑧-CM撮影に紛れ込んで軍服着せられたビーン
この軍服の似合わなさに反してのビーンのやる気
情けないけどキビキビ動く敬礼
視覚的笑撃(笑)
なんでこのおっさんはこんなに嬉しそうなの?
ビシッと決める敬礼が特に可笑しいw
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像


⑨-カンヌ映画祭で上映されたカーソン・クレイ監督のナルシスト映画とビーン乱入
クレイ監督の映画のつまらなさは異常
台詞の「抜け殻だ…」連呼が妙に可笑しい
打って変わってビーン撮影映像の神編集
クレイ監督のナレーションとの神シンクロ
非の打ち所がない奇跡のネタ


⑩-ビーチまでの階段
カンヌ映画祭会場から念願のビーチが見えてそのまままっすぐ歩き出すビーンだが、その先には足場がなく「落ちるっ!?落ちるっ!?」って思ってたら…
道路を走っていた車両が偶然階段状に止まってビーンがなにくわぬ顔で歩いてくるっていう場面。
この流れの美しさ
ネタというより芸術の域。
しかも最後の着地点が浜で寝ている男性の腹を普通に踏むあたりビーンらしいブラックさが表れている。
このネタだけで衝撃→感動→爆笑がたたみかけてくる。
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像




●ローワン・アトキンソンさんについて

ビーンを演じたローワン・アトキンソンさん
あんな顔してるけど
意外とかなり頭がいいことで有名。
オックスフォード大学に行ってたくらいだ。
これ知ったときほんとびっくりしたからね。
ビーンのイメージ強すぎて素顔と演じている役柄のギャップが凄いと思う。
今となったらアトキンソンさんって顔で得してんのか損してんのかわかんないよね。
究極の顔芸俳優だよ。
顔芸ってか表情とジェスチャーを駆使したパントマイムの一種なんだけど
でも、ビーンに限らずアトキンソンさんって顔が気持ち悪いとかでけっこう好き嫌いがわかれるのが現状。
私は好きですけど。

あとアトキンソンさんって言えばビーンだけど
個人的には『ジョニー・イングリッシュ』が一番好きだったりする。
まぁ、あれはぐっさんの吹き替えが神がかってたってのが真理だけど。
なんか本人はこの作品でビーンを演じるのは最後って言ってるらしいです…
でも『ジョニー・イングリッシュ』の続編はやれたらやりたいみたいな話あるらしいとのこと。
私はぐっさんがまた吹き替えしてくれるならジョニーの続編でも満足です。

余談だけど映画冒頭の教会に出てくる赤白しましまニーソの女の子はローワン・アトキンソンさんの実の娘らしい。
普通に可愛いじゃん。
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像




●総評

何気なく見始めたけど予想外におもしろかった。
この“おもしろい”は笑えるって意味でもあるけど、
単純にストーリー展開の完成度の高さゆえのおもしろいって意味でもある。
それは単にTVシリーズネタの焼き回しとかただの旅の道中の出来事とかチョイ役キャラクターかと思っていたものがまさかすべて伏線でラストに集約される様はほんとに脚本の練り込みが素晴らしいと思う。
最初から最後まで細かい部分に無駄が無い。
笑いよりも深い何かがあった。
まさかコメディで感動しつつ関心させられるとは…
総じて見終わったあとの満足感が半端ない映画だったと言える。
たまにはこういう汚れのない映画観るのもいいもんだよね。
別にいつも汚れた映画観てるわけではないけどさ。

そうそう、サビーヌがびっくりするくらい可愛かったね。
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 画像



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[ 2011/05/15 00:00 ] コメディ | TB(1) | CM(4)

個人的には劇場版前作の映画然としてる方が好きでしたね。それよりも小さい頃児童館で観たTV版のビーンが最強でしたけどw

「ジョニー・イングリッシュ」はローワン・アトキンソンとジョン・マルコビッチという英米の大量破壊兵器を投入して面白くないはずがありません。ってか今年続編公開予定みたいですよ。
[ 2011/05/17 12:13 ] [ 編集 ]

コメ返~けー坊さん

確かにw
一番はTV版ですねw
やりたい放題やって自由でしたw
映画はネタ自体はTV版とほとんど変わらずストーリーの出来が運命の分かれ道って感じです。


>ってか今年続編公開予定みたいですよ。
なんだって!?
ジョニーもう始動していたのか!
前作の終わり方あんまり覚えてないけど他のキャストは続投してくれるのかな・・・


[ 2011/05/17 22:17 ] [ 編集 ]

神業!!

>知的障害者だよね?

シー!!それ言っちゃだめ~(笑)。
仰る通り、この設定はもう皆さん暗黙の了解なんです。

それをネタにする所がイギリスらしいちゃあらしいんですけど、見事に笑いと融合させている部分がビーンならではの素晴らしさ。

ぶっちゃけ私も1作目は好きじゃないです。
笑いの要素が少な過ぎ。
挙句、TV版からの使い回しが多過ぎで、なんだかなぁって思える作品でした。

で、この2作目も然程期待していなかったんですが、劇場版用に書き下ろしたオリジナルな笑いがドンピシャでして。
ビーン本来の画でいかに笑わせるかという原点に戻っていて妙に感動した次第であります。

細かい所は光さんが全部書いてらっしゃるので、もう何も言いませんが、最後の‘橋渡り’は芸術の域に達していましたね。
あれには本当に心底感動しちゃったなぁ。

続編無いんですかね?
劇場版じゃなくても、TVスペシャルとかでも良いので新作撮ってくれないかなぁ。
[ 2011/05/19 19:55 ] [ 編集 ]

コメ返~ヒロ之さん

>仰る通り、この設定はもう皆さん暗黙の了解なんです。
それをネタにする所がイギリスらしいちゃあらしいんですけど
まぁね・・・
日本はほんとこういうのうるさいからね。
いじめの対象だとか差別だとか
少し意味が変わってくるけど「クレヨンしんちゃん」とか「バカ殿様」がPTAの嫌われ者なくらいですからね。


>この2作目も然程期待していなかったんですが、劇場版用に書き下ろしたオリジナルな笑いがドンピシャでして。
同感。
やっぱ向こうの人達も1作目は不評だったの理解してたんでしょうね。
しかし12年は長かった。


>続編無いんですかね?
劇場版じゃなくても、TVスペシャルとかでも良いので新作撮ってくれないかなぁ。
まぁ演じた本人が言ってる以上可能性は低いかと。
そもそもイギリスってそういう思考じゃないのかも・・・
ビーンだって何年も放送してるように見えて実は毎年同じのを繰り返し再放送してるだけらしいですし。
[ 2011/05/21 22:08 ] [ 編集 ]

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[2011/05/19 19:45] URL 銀幕大帝α









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