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おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪

【あらすじ】
人間の姿をしていながらもおおかみおとこという正体を持つ男(声:大沢たかお)と出会った大学生の花(声:宮崎あおい)。二人は惹かれあい、やがて子どもを授かる。姉の雪と弟の雨は、人間とおおかみのふたつの顔を持つ、おおかみこどもだった。都会の片隅で正体を隠しながらつつましやかに暮らす4人は、幸せそのものだった。しかしある日、父が死んでしまい、幸せな日々に終止符が打たれた。おおかみこどものきょうだいを抱えた花は、豊かな自然の残る田舎に移住することを決意する。



制作年:2012年
上映時間:117分
監督:細田守
声優:宮崎あおい
   大沢たかお
   黒木華
   西井幸人
   大野百花
   加部亜門

【予告編】


●総評
『サマーウォーズ』の時のように手放しで絶賛できるような作品でないってのが率直な印象。
というのも明確な目的に対するストーリーも無くて、ベタなアツい展開も小粒なギャグも無くただ13年にわたる登場人物の成長を描いただけのドキュメンタリーだったからだ。
おおかみこどもであることを隠して人間として暮らしていてそれが世間にバレて弾圧される展開などの窮地もいくらでも考えられるだろうにあえてそうしなかった。
ドラマ性が薄いくらいに“優しい映画”だ。
さらに言えば途中で主人公が変わるため感情移入にブレが生じる。
前半は花の子育て奮闘をメインとして母性愛や田舎における地域との関わりの温かさが印象に残る。
特に「畑を大きく作る意味がようやくわかりました」のとこは田舎者ながら感動した。
後半は雨と雪のアイデンティティ確立における自立や葛藤が印象に残る。
特に「あんた人間でしょ学校来なさいよ」「どうして狼なのにそんなことするの」でガチ喧嘩する場面が本作唯一の山場かもしれない。
だが、ふと気づく“親子愛”や“兄弟愛”が薄くないか?と。
意味不明な理由で早々処理される夫、あまりに頼りない母(それでも頑張るのが良さでもある)、進路どころか種族さえ別離する姉弟。
おおかみこどもの育て方がわからないからこそ難しい。
小児科or獣医で迷うとこはまさにそれ。
しかしそれは映画の中の子育てだけでなく映画のストーリー作りにも当てはまる。
その結果テーマがはっきりしなくなってるんじゃないかと思う。
それでも観やすいと思えるのはテンポの良さと表現力の高さ、そしてキャラデザのとっつきやすさ。
雪原を駆け回る場面とか大自然の描写、CGと手書きアニメの融合による疾走感や臨場感や壮大感は素晴らしかった。
だからストーリーよりもアニメーションとしてのそういった部分を目当てで観に行くといいと思う。
どうでもいいが、花の彼や成長した雨が雰囲気的にもキャラデザ的にも『サマーウォーズ』の侘助と被りすぎだ。
細田さんはああいった気怠い男をかっこよく見せる天才だなと思った。
しかし、テンポが良いも裏を返せば駆け足気味とも言える。
13年分をこんな短時間にまとめるわけだから描ききれない部分も当然出てくるわけでそこは脳内補完するしかないというわけか。
だが、終わり方がちょっと唐突すぎるのだけは気にかかる。
なんというか「まだあるだろ?」っていうような“その後”のストーリーが気になる終わり方するんだよね。
極論を言えば、これ映画の枠での題材にしたのは失敗だったんじゃないか?
正直、子育ていらないから序盤の花とおおかみおとことの不思議な恋物語だけを映画として作ったほうが観てみたいと思うぞ。
「実は俺…オオカミなんだ」「実は俺…未来から来たんだ」あれw『時をかける少女』と被りますねごめんなさい。
そういった意味でも雪と草平君のパートは個人的に一番好きです。
そんな感じでストーリー構成といい全体的にちょっと冒険しすぎたな。
王道から外れるという挑戦的な姿勢は私は大好きですが今回は失敗だと思う。
雪ちゃんの可愛さや大自然の表現力をアピールしただけの映画だったと思われても不思議じゃない。
あと、細田さん自身の実家とか出身校とかをさりげにだしたりしないかなってサービス期待したけどさすがにそれはありませんでしたね。
せっかく地元が舞台だったのにほんと有名な山の方とかばっかりでちょっと残念でした。


以下【続きを読む】で詳細レビュー
ただしネタバレありのため本編を観てないという方は注意してください。

これからは劇場鑑賞作はDVD発売後に詳細レビューを書くことにします。

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